移動中の暇つぶしに必要であろうと思い 3/25 に買った本のうちの一冊、飛浩隆 / 象られた力を、昨日の帰路で途中まで読んだ。短編集。デュオと呪界のほとりまで読んだ。
デュオは面白い設定で先が気になり、わくわくして読み進められる。途中で TEAM 猫十字社 / 幻獣の國物語明智抄 / 死神の惑星を思い出した。一人称視点により物語が進むため、語り手の視点、評価がそのまま読者に印象付けられるが、あとになって、過去の自分の視点、評価を疑問視するところなどは見方が変わって面白い。最後のどんでん返しもまあ面白かったけど、あとで冷静に考えると微妙に腑に落ちない。まあ、別に良いけど。個人的には、オチよりもそれまでの流れが良かった。
呪界のほとりは、まあ、どうでもいい。