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コンビニで廉価版の 人造人間キカイダー 服従回路編 を買った。キカイダー完結。相変わらず、僕の中での石ノ森の評価が上がりません。いきなり新しい勢力が現れたりして、全体的に話は行き当たりばったりな感じ。戦闘における強さの描写はいい加減。ガッタイダーとか、数ページで倒してしまい、強敵を倒したという感じはまったくない。ハカイダーを4体出した意味はなんだったの? 強敵アピールじゃなかったの? 新しい敵勢力も強いんだか弱いんだか。サイボーグ 009 のときに「なんで敵の新型が勝てないの?」と感じたが、それと同じ感じで、戦いに説得力がなく話の展開の都合で勝敗が決するという印象。まあ、戦闘を描きたいわけじゃないのかもしれんが…。こういう見方は最近の漫画による洗礼を受けているせいなのだろうか? 同時代に見ているわけじゃないので、評価するのは難しいが…。良心回路とか善悪の葛藤など、面白くなりそうな要素を扱ってるし、ラストの展開(オチ?)も悪くないと思うんだが、全体としてはいまいちつまらなった。この巻で面白かったのは乳母ロボットがおっぱいビームを出すところ。特に、人間の姿のままいきなり窓を開けてわざわざ下着を脱いでビームを出すところは笑えた。

…にも関わらずぶくおふでロボコンを買った。それでもロボコンなら…、ロボコンならきっと何とかしてくれる…!!