本の感想など。

■九十九怪談 第二夜 23 日読了。
五十三話「交換」日の丸大根すばらしい。
四十四話「肝試し」男の子の、小学生とは思えない冷静な判断力がかこいい、ほれる。
二十五話「お姉さん」なんとなく好き。
六十三話「地下の箱」新耳袋でもあったな、こういうの。新耳袋のときもすごく印象に残った。

牧野修 / 楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史 読了。日曜あたり読み終えたはず。ぶくおふで買ったものだが、残念ながらカビ臭かった。がんばって読んだ。もう、捨てる。まあ、どうなんだろう、期待しすぎたせいか、微妙だった。全体的によく意味が分からんかった。

インキュバス言語はあほで笑えた。「成層圏裂けるくらい突いて突いて突いてぇ〜!」

踊るバビロンは以前アンソロジーSFバカ本で読んでいて、タイトルには覚えがあり、面白かったような記憶はあったが、内容はすっかり忘れていた。で、面白かったが、以前の印象だと、もっともっと面白かったような気がしていたので、期待しすぎた。いや、面白いが。

演歌の黙示録は内容もぼんやりと覚えていた。特徴的だからw 前回は「あほだな、しょうもないw」と思い、今回も同様に感じたが、前回同様、もしくはそれ以上に楽しめた気がする。過度な期待がなかったせいもあるだろうし、僕自身が以前よりパロディを好きになっているせいもあるだろう。

逃げゆく物語の話は少しロマンティック。まあ、悪くない。

とにかくカビ臭い(物理的に)。頑張って読んだな、という感じがする。いま、この文章書くためにぱらぱらめくってても、カビ臭くていやになった。これ、ソフトとしての本に関する感想でなく、ハードとしての本に関する感想ですなw