ウルトラセブン「ダーク・ゾーン」

あと、昨日、ウルトラセブンの中で僕が最も好きな話である 2 巻第 6 話「ダーク・ゾーン」を母さんに見せたわけだが、反応がいまいちだった。残念。
ちなみに、何が好きかというと、ペガッサ星人が僕らと違う常識で動いているという点。

「こちらはペガッサ市。地球に軌道変更をお願いします。ペガッサ市は、動力系統に重大な故障をきたしました。宇宙空間都市ペガッサ市の市長室より送信しています。ペガッサ市はいまから 80 時間の間、地球の軌道変更を要請します」
「なんだって? 軌道変更?」
「ちきしょー、ふざけやがってぇ」
「ペガッサ市の動力系統に重大な故障が起きました。ペガッサ市は、太陽、および、その惑星の引力の影響を受け、現在、ジグザグに動いていますが、やがて、地球の軌道に入ります。したがって、動力系統の修理が終わるまで、地球の軌道変更を要請します」

「なにを慌ててるんだ? 彼らの言うとおり、しばらく地球の軌道を変えてやればいい。ただ、それだけのことじゃないか」
「馬鹿を言え、地球の軌道をどうして変えるんだ」
「なんだって! おい、地球は自分で動けないのか!? 勝手に動いているものの上に、人間が乗っかっているだけなのか!? それだったら、野蛮な、宇宙のほとんどの星と同じじゃないか!」

この、驚くところが良い。

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